大企業でも情報流出が起きるのに、小さなお店は大丈夫?
ニュースなどで、大手企業から個人情報が流出したという報道を目にする機会が増えています。
「これだけ大きな企業でも情報流出が起きるのなら、小さなオンラインショップは大丈夫なの?」
そう感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、大企業と小規模なオンラインショップでは何が違うのか、そしてMARVYBOXSがお客様の個人情報を守るためにどのような考え方でショップを運営しているのかをご案内します。
なぜ大企業でも情報流出が起きるのでしょうか?
大企業だからセキュリティ対策が弱い、というわけではありません。
むしろ大企業では、専門部署を設置したり、高度なセキュリティシステムを導入したりするなど、多くの費用と人員をかけて対策しているのが一般的です。
それでも情報流出が発生する背景には、企業規模が大きいからこその事情があります。
守らなければならない場所が非常に多い
企業規模が大きくなるほど、「社員」、「パソコン」、「スマートフォン」、「サーバー」、「クラウドサービス」、「社内システム」、「取引先」、「委託会社」など、情報に関係する場所も増えていきます。
セキュリティを何重に強化していても、その中の一つに弱点があれば、そこが攻撃の入口になる可能性があります。
攻撃する側はすべてのセキュリティを突破する必要はありません。
数多く存在する入口の中から、弱いところを一つ見つければよいのです。
大企業ほど攻撃者に狙われる理由があります
もう一つ大きな違いが「保有している情報の量」です。
大企業や大規模なオンラインサービスでは、非常に多くのお客様の情報を管理しています。
攻撃者の立場から考えれば、同じ時間や労力をかけるのであれば、多くの情報を保有している企業を狙った方が、得られる情報や金銭的利益が大きくなる可能性があります。
つまり大企業は、
「守る場所が多い」ことに加えて、「攻撃対象としての価値も高い」
という二つの特徴を持っています。
では、小さなお店なら安全なのでしょうか?
もちろん、お店が小さいから絶対に狙われないということではありません。
現在では、特定の企業だけを狙う攻撃だけでなく、フィッシングメールや流出したID・パスワードを利用した不正ログインなど、大量の利用者を対象にした自動的な攻撃もあります。
そのため、ショップの規模にかかわらず基本的なセキュリティ対策は必要です。
一方、小規模ショップには大企業とは違ったメリットもあります。
「個人情報を扱う場所」を少なくできる
大企業と比較すると、小規模ショップでは使用するシステム、管理者、端末などを少なくすることができます。
MARVYBOXSでは、この特徴を活かして、
「お客様の個人情報を必要以上に増やさない・持ち出さない」
という考え方を大切にしています。
お客様の情報を管理するECシステムのセキュリティ対策
MARVYBOXSでは、お客様の会員情報やご注文情報を適切に管理するため、国内の専門企業が提供するECプラットフォームを利用しています。
オンラインショップの安全性を確保するためには、ショップ運営者自身の対策だけでなく、お客様の情報を管理するシステム側のセキュリティ対策も重要です。
当店が利用しているECプラットフォームでは、不正アクセスや情報流出などのリスクを軽減するため、さまざまなセキュリティ対策が導入されています。
ECシステムで実施されている主なセキュリティ対策
| セキュリティ対策 | 内容 |
|---|---|
| WAF(不正アクセス対策) | 不正なアクセスを検知・防御する仕組み |
| SSL/TLS暗号化通信 | 通信中の情報の盗聴や改ざんを防ぐ対策 |
| パスワードの保護 | パスワードを安全性に配慮した方式でハッシュ化して保存 |
| クレジットカード情報の保護 | カード情報の非保持化・非通過化に関する対策 |
| 管理画面の2要素認証 | パスワードに加え、追加の本人確認を設定できる仕組み |
| 不審なログインの通知 | 新しいIPアドレスからの管理画面ログインをメールで通知 |
これらの仕組みによって、ショップの規模にかかわらず、一定のセキュリティ対策が整えられた環境でオンラインショップを運営することができます。
国際的な情報セキュリティ認証を取得した運営企業
当店が利用するECプラットフォームの運営企業は、2026年6月に情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証を取得しています。
この認証は、情報セキュリティに関する管理体制が国際規格に基づいて審査され、一定の基準を満たしていることを示すものです。
当店が利用するECサービスに関する事業も、認証の適用範囲に含まれています。
ただし、国際認証を取得しているからといって、サイバー攻撃や情報流出のリスクが完全になくなるわけではありません。
重要なのは、こうした管理体制を継続的に維持し、必要に応じて改善していくことです。
システム側とショップ側、両方の対策が重要です
どれほど高度なセキュリティ対策が導入されていても、ショップ管理者のパスワードが第三者に知られたり、不正ログインされたりすれば、お客様の情報にアクセスされる危険性があります。
そのためMARVYBOXSでは、ECプラットフォームが提供するセキュリティ機能に加え、重要なサービスごとのパスワード管理、2段階認証・2要素認証の活用、個人情報の不要な保存を避ける運用など、ショップ側でできる対策にも取り組んでいます。
私たちは、システムの安全性だけに頼るのではなく、ショップ運営者自身も情報管理に責任を持つことが大切だと考えています。
今後も利用するシステムのセキュリティ対策や運営環境を定期的に確認し、お客様に安心してお買い物いただけるショップづくりに努めてまいります。
MARVYBOXSで行っている主なセキュリティ対策
当店では、お客様に安心してお買い物いただくため、ショップ運営環境について定期的な見直しを行っています。
お客様情報を必要以上にパソコンへ保存しません
当店では、ショップシステムで管理されているお客様情報を、必要もないのに一覧データとしてパソコンへダウンロードして保管する運用は行っていません。
個人情報はコピーする場所が増えるほど、管理しなければならない場所も増えてしまいます。
そのため、必要以上に個人情報を複製・保存しないことも重要なセキュリティ対策の一つと考えています。

重要なサービスごとに異なるパスワードを使用しています
一つのパスワードを複数のサービスで使い回していると、一つのサービスからパスワードが漏れた場合、別のサービスへ不正ログインされる危険性があります。
そのため当店では、ショップ管理、メール、その他重要なサービスについて、それぞれ異なる強力なパスワードを使用しています。
これにより、一つのサービスで問題が発生した場合でも、別のサービスへ被害が連鎖する可能性を抑えています。
2段階認証・2要素認証を活用しています
対応している重要なサービスでは、パスワードだけに頼らず、2段階認証・2要素認証なども利用しています。
仮にパスワードが第三者に知られてしまった場合でも、それだけでは簡単にログインできないよう、複数の認証方法を組み合わせています。

セキュリティ環境を定期的に確認しています
セキュリティ対策は、一度設定すれば終わりというものではありません。
使用していないサービスや古いログイン情報が残っていないか、重要なアカウントが適切に保護されているかなど、運営環境について定期的に確認・整理を行っています。
「絶対に安全」とは考えないことも大切だと考えています
インターネットを利用してショップを運営する以上、
「情報流出の可能性は絶対にゼロです」
とお約束することはできません。
これは小規模ショップだけではなく、大企業や世界的なオンラインサービスでも同じです。
だからこそMARVYBOXSでは、「絶対に事故は起きない」と考えるのではなく、
事故が起きる可能性をできるだけ低くすること。
そして、
万一、一つのサービスで問題が発生しても、他のサービスやお客様情報へ被害が広がりにくい環境を作ること。
この二つを大切にしています。
安心してお買い物いただけるショップを目指して
お客様からお預かりする情報は、オンラインショップを運営するうえで大切に管理しなければならないものです。
ショップの規模にかかわらず、できる対策を一つずつ積み重ね、必要以上に個人情報を保有せず、重要なアカウントを適切に保護することが重要だと考えています。
MARVYBOXSでは、商品の品質や検品だけでなく、安心してお買い物いただける環境づくりもショップ運営の大切な一部として、今後もセキュリティ環境の確認と見直しを続けてまいります。


