Disney Traditionsによくみる巣穴(ピンホール)
Disney Traditionsによくみる巣穴(ピンホール)について、気になる人も多いかと思うので、今回はなぜ巣穴(ピンホール)はできるのか、考えてみます。

レジン素材や樹脂成型品に見られる**巣穴(ピンホール)**は、主に「空気・ガス・収縮」が原因で発生します。フィギュア(特にJIM SHORE作品のようなレジン製)でも比較的よく見られる現象なので、仕組みを知っておくと納得しやすいです。
巣穴(ピンホール)とは?
成型後の表面や内部にできる、
針で突いたような小さな穴・空洞のことです。
主な発生原因
① 樹脂内部に混入した「空気」
レジンや樹脂は、
液体状態で型に流し込まれるため、その際に空気が入り込みます。
→ 固まると、その空気が穴として残る
② 硬化時に発生する「ガス」
一部のレジンは、化学反応(硬化)中にガスを発生します。
→ ガスが抜けきらず、ピンホールになる
③ 硬化・冷却による「収縮」
樹脂は固まる際に、わずかに体積が縮みます。
→ 表面が引っ張られ、微細な穴が発生
④ 型(モールド)の構造や状態
こうした条件も、巣穴の原因になります。
なぜ完全には防げないのか?
特に手作業が多いレジンフィギュアでは、
を実現するのは非常に難しいです。
そのため、
は、製造工程上どうしても起こりうるものとされています。
高品質な製品でも見られる理由
JIM SHORE氏デザインのフィギュアのように、
を使用している製品でも、
ごく小さな巣穴が見られることがあります。
これは
と説明されることが多いです。
メーカー側が行う対策
それでも完全ゼロにはならないのが現実です。
レジンフィギュアに見られる巣穴(ピンホール)は、成型時に入り込んだ空気や、硬化時の収縮によって生じるものです。素材と製法の特性上、完全に防ぐことは難しく、多くの場合は製品不良ではなく、個体差の一部として扱われています。
巣穴(ピンホール)をなくすには?:前述のように巣穴(ピンホール)をなくすには、成型時にはかなり難しいことが分かりました。ではその後の表面処理で無くすことはできないのか?
それは可能です、しかしながらそれには開いた巣穴(ピンホール)にパテ埋め等を施し、その上から着色するしかありません。そうなると、はたして今の価格帯で収まるのかと言った疑問が出てきます。製品は手間が掛かれば掛かる程、価格に上乗せされます。そうなると現在の価格帯では販売することはできず、より一層高額な商品になってしまいます。
そうなると、ある意味より良いクオリティの製品を手にするには、「運」が必要となってしまいます。それもどうかと思うのですが、当店では極力この巣穴(ピンホール)の少ない(目立たない)製品を販売できるよう努めております。検品で返品できるものは返品し、返品できないものは「訳アリ品」として割引して販売、通常品として販売している物は極力巣穴(ピンホール)がない、または目立たないような製品を通常品として販売しております。

今回は巣穴(ピンホール)について、考察してみましたが、いかがでしたでしょうか。それではまた、次回「色々と考察してみる」でお会いしましょう。👋
